トピックス・イベント情報

TOPICS

Lagoonメンバー紹介 #5「豊富な経験から、起業側と投資側の両方からの視点でサポート 篠原豊さん」

コザ・那覇・那覇空港と、県内3か所に拠点を構え、創業支援を行う「StartupLabLagoon」そこに携わるメンバーを紹介して、まずは「人」から親近感を持ってもらおうという狙いです!

 

篠原豊(しのはらゆたか)

1972年 大分県生まれ インターネットセキュリティースタートアップやデジタルメディア企業で上場や経営再建を経験した後、2010年エバーコネクト株式会社を創業。 その後も国内外様々なベンチャー企業の創業・上場・売却に携わる一方、大企業の新規事業創出支援や国内外スタートアップへのエンジェル投資を行ったり、愛知県が運営するスタートアップインキュベーション施設PRE-STATION Aiでスタートアップのメンターを務める。

 

 

【沖縄スタートアップエコシステムでの役割】

─スタエコ沖縄での役割を教えてください

主に2つあります。

1つは「県外のスタートアップエコシステムとの連携」です。

愛知県にある『PRE-STATION Ai』という日本最大のインキュベーション施設で、スタートアップのエコシステムの構築を行ってきました。ここには、国内外の135のスタートアップ企業が入居しています。お互いの連携と、ノウハウや成功例を沖縄に持って来れたらと考えています。

 

2つ目は「メンタリング・ハンズオン支援」です

特にアーリーステージのスタートアップを得意分野としています。

私もスタートアップ経験者ですし、創業間もないスタートアップに累計30社近く投資を行ってきました。

 

モットーは‘勝ちに不思議な勝ち有り、負けに不思議な負け無し’

これまで、自らの起業や創業支援の経験で培った「こうやったら失敗します!」というデータベースは持っているので、避けておいた方が良い動きを教えることができます。

 

 

【起業を増やすのは自分のミッション】

─起業経験は?

私自身の最初の起業は、かなり遅くて38歳の時でした。

創業社長として3回、経営幹部として4回。破産したり、上場したり、M&Aでバイアウトできたりとそれぞれのケースを経験しました。

 

─現在のメイン事業は?

今は大企業の新規事業のコンサルティングをメインにしています。

それと並行して起業家に対してのエンジェル投資や地域のスタートアップエコシステム作りのお手伝いをしています。

 

僕の軸にあるのは、とにかく「1つでも新しく事業を作る、事業を生み出す人を送り出す」ということ。

やはり、全体の経営の質をあげるためには企業の絶対数が必要です。なぜ日本にGAFAMが無いのか、その答えは単純で「まだ当たってないから」としか言いようがありません。

100人の起業家集団と10,000人の起業家集団のどっちから大当たりが出来るか、それは後者。だから僕のミッションは‘数を作ること’です。

 

【スタエコの役割と、沖縄から感じ取れる希望】

─Lagoonの存在意義は何でしょう

Lagoonは、沖縄のスタートアップエコシステムのコミュニティの中心地になって、県内・県外・海外とありとあらゆるスタートアップに関わる人や情報が行き交う場所として認知されて欲しいですね。

 

起業に興味を持っている方が、少し先を行っている先輩起業家たちから良い知見を受け取れる、刺激を受け取れるスポットになってもらいたいです。

 

─沖縄全体に感じる希望は?

現在、スタートアップをアジアの中でやろうと思ったらシンガポールですが、そういう起業家や投資家が集まっているハブのような場所になればと思っています。

 

沖縄のポテンシャルは何と言っても東南アジアと中国に近いこと。

都市部に立地する国際空港もあって、海外にLCCも就航しているし、ピッチイベントに出るにもフットワークも軽くなるので、沖縄はなおさら有利ですよね。

また、ダイバーシティの文化があることも大きいです。外国人の人が当たり前にいる場所じゃないと、グローバルな発想は出て来ません。

 

【お酒は毎晩飲みます!】

飲むの大好き、食べるの大好きです。もう毎日飲んでいます。

居酒屋では両手にメガハイボール。筋トレにもなって良いですよ

Lagoonがあるコザで飲んだら、朝まで飲みすぎて覚えていないこともザラですけど!

 

記事をシェアする

アーカイブ

タグ