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スタートアップと一般ビジネスの違いとは?(スタエコ兼村さんインタビュー)
スタートアップに関する様々な基礎知識を紹介していくこのコーナー。
今回は、おきなわスタートアップ・エコシステムのメンバーで一般財団法人沖縄ITイノベーション戦略センターシニアプロジェクトマネジャーの兼村光氏にインタビューしました。
テーマは【スタートアップと一般ビジネスの違いについて】。
兼村さんによると、そもそもスタートアップとは、「世の中でまだ価値が証明されていないビジネスのこと」。新しい領域や社会変革のビジネスを作ることだと言います。
「僕は、スタートアップや起業はしょうがなくやるものだと思っています。例えば、多くの人が学校を卒業すると就職しますよね。就職した企業で自分のやりたいことが出来たり、自分が属している組織で新規事業を担うことが一番理想だと思います。しかし、それを実現するためにはある程度の権限がいる。それまで待てない人、周りの反対を押し切ってでもやりたいことがあるという人(それほど情熱を持っている人)は、スタートアップを目指す人に当てはまるのではないでしょうか。」(兼村さん)
大きな組織になればなるほど、自らが事業を担ったり、スピンアウト(企業が特定の部門を分離して新会社として独立させること)するなどの行動を起こす権限を得るまでに時間がかかります。時には10数年かかることもあるでしょう。
今すぐ自分のビジネスを形にしたい人、革新的なアイデアに対して揺るがない強い情熱がある人は、スタートアップ予備軍と言えるかもしれません。
おきなわスタートアップ・エコシステムでは、県内でスタートアップや起業を目指す方々の様々な相談にのっています。投資家のメンタリングが受けられる交流会や、ビジネスアイデアをブラッシュアップするイベントも開催しておりますので、ぜひこちらのウェブサイトや各SNSをチェックしてみてくださいね。