県内で活躍するエコシステムのキーパーソンをご紹介します。
県内エコシステムキーパーソン
keypersons
プロフィール
ITテクノロジー分野を軸に沖縄県経済の振興を図る産業支援機関として設立された、「一般財団法人沖縄ITイノベーション戦略センター」に在籍。センターではスタートアップ創出・支援、対話型セッションによる新しい価値の創出を図るフューチャーセンターの運営を中心にしながら、 ライフワークとして、社会課題解決や起業家育成に関する活動を行っている。
全世界で開催されている「Startup weekend」の沖縄開催において約10年に渡りオーガナイザーとして携わってきました。当イベントにはこれまで400名以上の方々が参加しています。また、琉球大学で行われているベンチャー起業講座の外部講師として主に課題発見からビジネスモデル創りまでのメンタリングなども実施してきました。 ISCOにおいてもゼロイチの起業家のサポートとして、沖縄県と共にスタートアップ支援事業を4年に渡り展開し20数社の創業に関わってきました。現在は沖縄のスタートアップエコシステムの成長を促進していくための活動に注力しており、県内のみならず国内外のネットワークづくりに奔走しています。
EBILAB
取締役ファウンダー・CTO・CSO
RYUJI TOKIWAGI
常盤木 龍治 (トッキー)
プロフィール
パラレルキャリアエバンジェリスト/DX軍師
国内外のトップシェアプロダクトの企画・開発・営業・マーケティングにNo.1シェア請負人として携わり、日本中で活動するパラレルキャリアエバンジェリスト(伝道師)でありプロダクトデザイナーでありDX軍師。
現職一覧(パラレルキャリア)
EBILAB(取締役ファウンダー CTO CSO)/岡野バルブ製造(取締役DX推進本部長)/ISCO(初代アドバイザリーフェロー)/ZENTech/クアンド/ハウステンボス/カステラ本家福砂屋/PCA/イナダ/うむさんラボ/LiLz/レキサス/パーソル/Startup Lab Lagoon/Microsoft Base Okinawa/おきなわ熱中小学校/内閣府DX講師/鳥取県デジタル経営講座講師/石川県デジタル実践道場講師
DX、クラウド、IoT、AI、O2O、エンタープライズ領域までその知識領域は広く、エバンジェリストとして聴衆の心を捉えて離さない魂のプレゼンテーションとマーケットポジションを確立するプロダクトビジネス全般に精通。次代のプロダクトオーナーと地方におけるDX実践人材育成に力をいれており自走型組織への変革支援を得意とする。
コザを中心とした沖縄のスタートアップエコシステムは、日本屈指の熱量とグローバルへの接続という強みを活かし今飛躍の時を迎えています。これからの沖縄、日本、アジア、世界を牽引していくスタートアップを皆で積極的に並走支援し、挑戦者たちにとって最も挑戦しやすい環境を徹底的に構築し輝く未来を共に呼び込みましょう。え?まだコザに来たことすらない?そんなあなたはいますぐ #コザに来ざるを得ない
プロフィール
起業家/投資家/経営者
大学卒業後、株式会社リクルートへ入社。社内起業家として株式会社ニジボックスを立ち上げ、創業社長として150人規模まで企業規模を拡大。リクルートホールディングスの新規事業開発室長として1500の社内起業家チームの創業と、起業家支援オフィスTECH LAB PAAKの所長として300社のスタートアップ企業の創業期を支援。2018年に起業家に転身。2019年にユーザベースへのM&Aを実現し、その後も成長を続ける株式会社アルファドライブを含む複数の企業を同時に創業。ニューズピックス執行役員、アミューズ社外取締役の他、プロ経営者として複数の上場企業の役員も務める。投資家としてはベンチャーキャピタルであるUB Venturesのベンチャーパートナーとして、また同時に個人投資家としても活動。創業期の起業家を中心とした投資実績。Ryukyufrogsのサポーターをはじめ、沖縄のスタートアップ支援はライフワークのひとつ。著書に『新規事業の実践論』。
これから起業する人(ビジネスモデルも決まってないような段階の起業準備生)に対しては、創業期特化型の起業ブートキャンプ「ゼロからの起業」を提供しています。4ヶ月のプログラム期間内で、創業期に起業家が身につけておくべき最も重要な事柄が網羅的に学べ、無用な失敗確率を減らせるプログラムです。すでに創業した後の起業家に対しては、個人投資家・機関投資家として出資による支援を行なっています。出資後には事業育成・組織づくりの相談にも乗るし、東京や他地域のエコシステムとの接続も積極的に支援しています。自分自身が現役の起業家であり現役のプロ経営者であるからこそできる、「先輩起業家・先輩経営者でもある投資家」としての立場からの支援で、一緒に会社を育てていきたいです。
株式会社レキサス
株式会社うむさんラボ
代表取締役
TAKASHI HIYANE
比屋根 隆
プロフィール
1974年生まれ、那覇市出身。沖縄国際大学在学中に起業。レキサスではITを軸に沖縄発のオリジナルサービス開発にこだわり、連続した新規事業創出やスタートアップの立ち上げを実施。沖縄の次世代リーダーの発掘・育成にも力を入れており、県内学生を対象にした人材育成プログラム「琉球frogs」の発起人としての活動も2007年から継続して行い、2017年に人財育成事業部門が独立、株式会社FROGSとなる。2018年には「豊かさを分かち合える新たな経済や社会の仕組みをデザインする研究所」をコンセプトに株式会社うむさんラボを始動。沖縄や世界を豊かにする事業の創出や起業家支援、そのエコシステムやコミュニティを育む活動を行う。
沖縄の社会課題解決に向けて2つの新規事業創出プロジェクトを企画運営しています。「OKINAWA SDGs プロジェクト」(OSP)は、世代・セクターを超えたコミュニティであり新規事業創出のプラットフォームで、琉球新報社とうむさんラボで企画運営しています。OSPからグッドデザイン賞を受賞したソーシャルビジネスもうまれています。「島ぜんぶでうむさんラブ」(島ラブ)は、ソーシャルビジネスに特化した起業支援プログラムで、よしもとラフ&ピースとうむさんラボが企画運営しています。どちらのプログラムも新規事業開発や起業に向けての支援をうむさんラボで行いますが、内容は個別に調整しています。
株式会社FROGS
代表取締役
AKIRA YAMAZAKI
山崎 暁
プロフィール
株式会社FROGS 代表取締役 CEO/All-frogs General Organizer/LEAP DAY実行委員長。東京都葛飾区生まれ。スターツコーポレーション株式会社にて様々な事業やグループ人事マネージャーを経験。2008年、比屋根隆との出会いで沖縄移住を決断。株式会社レキサス人事執行役員を務めながら、人財育成プログラム「Ryukyufrogs」を2008年より運営。「人財育成を通じて未来を創る」という理念のもと、2017年9月 株式会社FROGSを設立。Ryukyufrogsコンテンツの全国展開、イノベーションイベントLEAP DAY運営の他、県内外で非認知能力開発スキル保有者の普及に奮闘している。 2018年より経産省「地域キーパーソン会議」構成員を務める他、2020年より沖縄県「多様な人材育成に関する万国津梁会議」委員を務める。
沖縄県内の中高大学生を対象に、「自分が解決したい課題を解決するためのビジネス」を考案する過程を通して、「壁にぶつかっても諦めない力」や「周囲の人を巻き込んで課題解決していく力」「自分の人生を自分で決断する力」など、アントレプレナーシップを中心とした非認知能力を育む研修プログラム「琉球frogs」の運営。そして、人財育成からWell-beingな未来を創るために、「リカレント(生涯)教育」と「未来の教育」を軸に、大人が学ぶきっかけと子どもたちが挑戦する環境を地域全体で一緒に創る都市型フェスティバル「LEAP DAY」の運営などを通じて、沖縄のスタートアップに関わるイノベーター人財の底上げや共創コミュニティの拡大を図っています。
琉球ミライ株式会社
代表取締役
HIKARU NONAKA
野中 光
プロフィール
琉球ミライ株式会社 代表取締役/HelloWorld株式会社 代表取締役/Startup Lab Lagoon 共同代表
琉球大学教育学部在学中、アジア8カ国を旅する”流学”を経験。東京のコンサル会社勤務、宮城県での震災復興支援を経て、2013年沖縄県にUターン。県内自治体の教育事業・産業振興のプロジェクトを多数経験。 2016年に琉球ミライ株式会社を創業。米国シリコンバレーにあるSingularity Universityの沖縄チャプターの運営、中小企業の新規事業創出支援を行う他、沖縄市にてStartup Lab Lagoonの設立・運営を行い、3年間で200名以上の起業家を輩出。 琉球ミライより2020年に新設分割して設立したHelloWorld株式会社は、地域内在住外国人宅でできる”まちなか留学”事業が海外留学の代替プログラムとして注目を集める。国連開発計画主催ソーシャルビジネスチャレンジ2020にてCVC財団特別賞・観客賞の2部門を受賞した他、日経新聞社主催「日経ソーシャルビジネスコンテスト2022」にて優秀賞を受賞。
2019年より共同代表として運営するStartup Lab Lagoonでは創業支援部門を統括し、3年間で約200名の起業家を輩出。プレシード期の起業家を対象としたメンタリング、ピッチイベント企画運営、投資家・支援機関とのマッチングを通じて、特にスタートアップの一歩目に伴走している。
フォーシーズ株式会社
代表取締役
独立行政法人 中小企業基盤整備機構
スタートアップ挑戦支援事業
アドバイザー
KENICHIRO TOYOSATO
豊里 健一郎
プロフィール
沖縄県沖縄市生まれ。沖縄とアジアを繋ぐエコシステムの確立に向けて、Startup Lab Lagoon、Microsoft Base、Code Base、GeekHouse沖縄を運営するLink and Visibleを創業。Tech人材育成・DX・サービス開発の他、アジアを中心としたエコシステムの形成や スタートアップやテック関係のコミュニティを運営しています。
Startup Lab Lagoon、一般社団法人沖縄スタートアップ支援協会などを通じて、Startupピッチ、アクセラレーションイベント開催や海外と連携したスタートアップ支援なども行う。
琉球大学
教授
TAMAKI OSUMI
大角 玉樹
プロフィール
世界中を飛び回っていること、また、考え方が飛んでいることからフライング・プロフェッサーと呼ばれています。学術的な研究というよりも、主に、イノベーションや産学官連携関連の国際会議に参加し、海外の研究機関やイノベーション・エコシステムの調査・視察を行なってきたので、世界の潮流が”Innovation & Start-ups”に向かっていることを実感しています。沖縄の学生ビジネスプラン・コンテストや起業家人材育成、社会起業プログラムの実践、SDGs関連事業等、沖縄のエコシステムの形成に10年以上関わってきました。沖縄が世界中から起業家が集うスタートアップ・アイランドになり、県民所得が倍増する未来を楽しみにしています。
教育機関・企業向けに、実践的な起業家育成プログラムや社会起業プログラムの提供、企画・実践のアドバイス、経営者や起業家の紹介等が可能です。特に教育機関向けには、起業家育成プログラムの知見を活かしたキャリア教育向けPBL(Project based learning)プログラム策定のお手伝いができます。また、わが国のスタートアップ関連政策や先進事例だけではなく、海外の最新事情や政策動向等を解説することもできます。SDGsに対応した事業を考えている企業には、ソーシャルビジネスやCSV(経済価値と社会価値を同時に達成する共通価値創造)の観点から、持続可能な事業開発・事業転換や経営戦略の策定等の支援をすることが可能です。
Lean Startup Japan
代表社員
TOSHIHISA WANAMI
和波 俊久
プロフィール
20余年に渡るプロジェクトマネジメントの経験と自らの2度の起業経験から、ゼロからの新規事業/イノベーション/起業を実現するための「プロセス」に対する探求・研究をライフワークにし、2010年より、未知のアウトプットを生み出すためのプロセス・デザイン・コンサルティング会社”Lean Startup Japan”を創業。以来、民間企業、行政・地方自治体、教育機関等を対象に、イノベーションプロセスのデザイン支援を行っている。一般的に常識とされるプロセスやアプローチの課題や問題点の発見を得意とし、新規事業開発における常識の問題を「ビジネスモデル症候群」と名付け、2017年に同名の書籍を出版(技術評論社)し、好評を得ている。
国立大学法人琉球大学 観光産業科学部「ベンチャー起業講座」コース設計及び講師/沖縄県立普天間高校「インターンシッププログラム」講師/国立沖縄工業高等専門学校「産業創造セミナー」非常勤講師/沖縄科学技術大学院大学 Entrepreneurial Training Program メンター/起業家育成イベント"Startup Weekend Okinawa" メンター/沖永良部島(知名町)総合計画策定アドバイザー/豊見城市 経営革新セミナー「リーンスタートアップ ~アイディアを事業に進化させる起業のサイエンス~」/沖縄県産業振興公社ビジネスインキュベーションセミナー「リーン・スタートアップを活用したこれからのベンチャー創業支援」 など多数
一般社団法人
沖縄スタートアップ支援協会
代表理事
SHUNICHIRO KANESHIRO
兼城 駿一郎
プロフィール
沖縄工業高等専門学校専攻科卒。学生起業を経てリクルートへ新卒入社後、新規事業や組織構築を担当。在籍時に立ち上げたSaaSスタートアップでエクイティ・デット双方での資金調達および黒字化を実施。同時期に参画した教育系スタートアップでも資金調達を成功させ、M&AでのExitも達成。
Exit後に地元沖縄に拠点を構え、沖縄をスタートアップの聖地「Coral Valley」にすべく一般社団法人沖縄スタートアップ支援協会を設立し代表理事に就任。
その他の活動として、VCと密に連携したスタートアップスタジオの代表として経営・開発面でのスタートアップ・新規事業への支援活動や、全国の高専生に対するキャリア教育事業も推進。
沖縄でのスタートアップ支援活動について
沖縄の魅力を活かし、この場に集まる経営者・投資家の持つノウハウや資本と、スタートアップとを繋ぐ活動を一般社団法人沖縄スタートアップ支援協会の代表理事として推進中。
支援対象は県内のスタートアップに限らず、全国から優れたスタートアップが集い、またそのスタートアップとの出会いを求めてその他のキープレイヤーが集まるという構想のもと、「Coral Valley」と呼ぶスタートアップエコシステムの構築を目指す。
エコシステム構築のためにスタートアップピッチイベント「Coral Pitch」を定期開催しており、実際に県内外の経営者・投資家・起業家の誘致や、登壇者のその場での資金調達も実現。現在はさらなる発展を目指し奮闘中。