週末54時間の起業体験！「Startup Weekend Okinawa」開催レポート

アイデアの”事業化”について、リアルなスタートアップ体験を通して学ぶイベント「Startup Weekend 沖縄」が9月22日（金）〜 9月24日（日）の3日間、沖縄スタートアップ支援の拠点「Lagoon NAHA」にて実施されました。

約55人が参加し、週末54時間を利用してアイデアを形にする方法論について学びを深めました。

「Start Up Weekend 沖縄」参加者ら

1日目はアイスブレイクの後、グループと個人によるアイデアピッチ（*Pitch）。スタートアップ業界におけるピッチとは、スタートアップが投資家等に対して、資金調達等の目的で、自社の製品やサービスを提案するために行う短いプレゼンテーションのことです。（参照記事）

2日目は「ビジネスの構築」をテーマに、チームごとにアイデアを深掘りし、プロダクト作成・顧客課題解決の検証を行いました。

午後からはイノベーション鈴木氏、篠原豊氏、道廣敬典氏、兼村光氏らビジネス立ち上げの専門家による講演・サポートもあり、参加者はアドバイスやヒントを得ながら、最終日の発表に向けて準備を進めました。

真剣な表情で各チームのプレゼンテーションを聞く参加者ら

プレゼンと審査の3日目は、いよいよ各チーム5分間のプレゼンテーションです。この日までに、チームの解散や最終日ギリギリの新チーム結成など、多くのドラマが生まれたようです…。

最終のプレゼンに与えられた時間は5分間です。

各チーム、スライドを用いて自身らで発案した事業について説明しました。

インタラクティブ株式会社の臼井隆秀代表取締役社長、外間製菓所の外間有里氏、さくらインターネット株式会社の田中邦裕代表取締役社長がジャッジを務め、鋭い質問を投げかけながら各チームのアイデアをさらに具体的に掘り下げました。
準優勝は、かりゆしウェアのレンタル事業を発案したチーム「テイクオフ」。

そして優勝に輝いたのは、推し活ビジネスで審査員から「明日にでも開始してほしい！」と絶大な指示を得たチーム「ピンクファイヤー」です。

皆さん大変お疲れ様でした。
どのチームも最後まで懸命にアイデアを具体化し、仲間と協力し合いながらビジネス実現に向けて取り組んでいました。今回のゴールドスポンサーは、株式会社おきなわファイナンシャルグループさま、KDDIアジャイル開発センター株式会社さま。シルバースポンサーは株式会社琉球銀行さま、さくらインターネット株式会社さま。ブロンズスポンサーはインタラクティブ株式会社さまでした。ありがとうございました。