【イベント開催情報】9月26日(月)盛り上がる沖縄スタートアップ、那覇支局の日経記者が解説 起業家や支援者らキーマンが登壇@オンライン
沖縄のスタートアップが登壇するイベントをご紹介!
盛り上がる沖縄スタートアップ、那覇支局の日経記者が解説
起業家や支援者らキーマンが登壇。
沖縄科学技術大学院大学OIST副学長が講演。
さくらインターネット田中社長、登壇決定!
◇日経イノベーション・ミートアップ 概要
イベント概要
日本経済新聞社は、沖縄県のスタートアップの現状を紹介するオンラインセミナーを開催します。今年、本土復帰50年を迎えた沖縄県では、スタートアップ企業の活動が活発になっています。起業家を支え育てる生態系「スタートアップ・エコシステム」が急速に整いつつあります。
人と人の結びつきを大切にする「結(ゆい)」の精神に加え、リモートワークやワーケーションの普及で、県外の起業家やエンジニアが集まり、エコシステムの厚みを増しています。世界水準の研究を誇る沖縄科学技術大学院大学(OIST)もグローバルな起業家人材を呼び込んでいます。
本セミナーでは、沖縄県のスタートアップ・エコシステムのキーマンに、それぞれの取り組みを紹介してもらい、その強さの秘密を議論します。
◇聴講をおすすめしたい方
◎大手・中堅企業で新規事業を担当されている方
◎オープン・イノベーションを推進されている方
◎自治体のイノベーション、スタートアップ支援担当の方
◎スタートアップ経営者の方
◎起業準備など、新しい挑戦に取り組んでいらっしゃる方
◇開催日時
9月26日(月)19:00~20:30
◇開催方法
オンライン配信(Zoomウェビナーを予定)
◇視聴料金
無料
◇登壇者
田中邦裕 さくらインターネット社長
豊里 健一郎 コザスタートアップ商店街代表/リンクアンドビジブル代表取締役
兼城 駿一郎 沖縄スタートアップ支援協会代表理事/Jidoca Technologies 代表取締役
宇田 悦子 フードリボン社長
比屋根 隆 レキサス社長
下地邦拓 EF Polymer COO
ギル・グラノットマイヤー 沖縄科学技術大学院大学(OIST) 技術開発イノベーション担当 首席副学長
兒玉 章吾 日本経済新聞社 那覇支局 記者
◇登壇者紹介
田中邦裕 さくらインターネット社長
1978年大阪生まれ。舞鶴高専在学中の1996年に、さくらインターネットを学生起業し、2005年にマザーズ上場、現在はプライム市場。自らの起業経験やエンジニアというバックグラウンドを生かし、スタートアップのメンターやITエンジニアの育成に取り組んでいる。日本データセンター協会理事長やソフトウェア協会会長ほか、IPA未踏のPMもつとめ、最近は、『テクノロジー×デザインで人間の未来を変える学校』をコンセプトとする『神山まるごと高専』の理事として、高専の新設にも関わっている。趣味はプログラミングとダイビングで、現在は沖縄在住。
豊里 健一郎 Kenichiro Toyosato
株式会社リンクアンドビジブル 代表取締役 / コザスタートアップ商店街 代表
News Picks Re:gion Picker / ResorTech Okinawa構想策定検討委員 / 一般社団法人沖縄スタートアップ支援協会理事 / シェアリングエコノミー協会沖縄副支部長/ 沖縄スタートアップエコシステムメンバー
1988年生まれ。沖縄県出身。留学と海外勤務により15年間中国広州・深圳などで過ごした後、株式会社リンクアンドビジブルを2017年に設立。2019年〜2022 3月までにスタートアップ支援施設『Startup Lab Lagoon』(沖縄県・コザ)の代表となり、現在は起業家支援施設「コザスタートアップ商店街」として活動が広がり、沖縄がアジアのスタートアップハブとなるべく、国内外を含めたスタートアップエコシステムの形成を目指している。沖縄文化とアメリカ文化がミックスされた地元コザ(沖縄市)をこよなく愛する。
兼城駿一郎(かねしろ しゅんいちろう)
一般社団法人沖縄スタートアップ支援協会 代表理事/ 株式会社Jidoca Technologies 代表取締役/ 株式会社みらいスタジオ 代表取締役
沖縄工業高等専門学校専攻科卒。学生起業を経てリクルートへ新卒入社後、新規事業や組織構築を担当。在籍時に立ち上げたSaaSスタートアップでエクイティ・デット双方での資金調達および黒字化を実施。同時期に参画した教育系スタートアップでも資金調達を成功させ、M&AでのExitも達成。
Exit後に地元沖縄に拠点を構え、沖縄をスタートアップの聖地「Coral Valley」にすべく一般社団法人沖縄スタートアップ支援協会を設立し代表理事に就任。
その他の活動として、VCと密に連携したスタートアップスタジオの代表として経営・開発面でのスタートアップ・新規事業への支援活動や、全国の高専生に対するキャリア教育事業、銀座でのアート教室事業などを推進。
比屋根 隆
株式会社レキサス 代表取締役社長
株式会社うむさんラボ 代表取締役
1974年生まれ、沖縄県那覇市出身。沖縄国際大学在学中に起業。レキサスではITを軸に沖縄発のオリジナルサービス開発にこだわり、連続した新規事業創出やスタートアップの立ち上げを実施。沖縄の次世代リーダーの発掘・育成にも力を入れており、県内学生を対象にした人材育成プログラム「Ryukyufrogs」の発起人としての活動も2007年から継続して行い、2017年に人財育成事業部門が独立、株式会社FROGSとなる。2018年には「豊かさを分かち合える新たな経済や社会の仕組みをデザインする研究所」をコンセプトに株式会社うむさんラボを始動。沖縄や世界を豊かにする事業の創出や起業家支援、そのエコシステムやコミュニティを育む活動を行う。
宇田 悦子
株式会社会社フードリボン 代表取締役社長
一般社団法人天然繊維循環国際協会 副理事長
1985年生まれ、神奈川県出身。2017年、沖縄大宜味村でシークワーサーのプロジェクトをきっかけに、フードリボンを創業。2019年からパイナップルの葉繊維素材開発の事業をスタートした。大宜味村のおばあから教えてもらった島言葉「かふうあらしみそーれ とぅくとぅみそーれ」を原点に、捨てられていた資源を生産者に還元できる素材に生まれ変わらせ、消費後は自然に循環することを目指す。
また、天然繊維循環国際協会の発起人の1人となり、天然素材を循環する取り組みを、多彩なメンバーと共に開始。沖縄を拠点にアジアと連携し、社会課題解決につながる事業の拡大を目指す。
下地邦拓 EF Polymer COO
沖縄県沖縄市出身。廃棄されていた作物の不可食部分から製造する完全生分解性を有する超吸水性ポリマー(SAP)の普及を通して、水問題や肥料価格高騰に悩む農業従事者のご支援に加え、化学由来SAPを製造・利用している企業様の事業変革のご支援をすることで持続可能な農業・社会の実現を目指す。沖縄科学技術大学院大学、外資系コンサルティング企業、米国シンクタンクでの勤務経験を有する。
ギル・グラノットマイヤー
沖縄科学技術大学院大学(OIST) 技術開発イノベーション担当 首席副学長
イスラエルのテルアビブ大学で法学士号と経営学修士号を取得。イスラエルの複数の法律事務所にて、著作権、サイバー法、企業、金融機関などの分野を担当したのち、イスラエルのワイツマン科学研究所内で技術移転や事業化を担うYeda社の顧問弁護士として着任。その後同社のCEOに就任。2021年2月に現職に着任し、OISTでは国際的なネットワークやリソースを活用してイノベーション、研究成果の実用化および商業化を推進し、地域社会および世界全体に社会的・経済的インパクトをもたらすことを目指す。
兒玉 章吾
日本経済新聞社 那覇支局 記者
2013年日本経済新聞社に入社し、政治部で第2次安倍政権の首相官邸取材を担当。15年に千葉支局へ赴任し、経済や行政、文化など幅広い記事を執筆。18年に政治部へ異動し、安倍・菅両政権で首相官邸や野党を取材した。21年から那覇支局へ移り、政治・経済をはじめ沖縄全般を歩き回っている。本土復帰50年を迎えた沖縄経済の今後の伸びしろに着目。沖縄に限らず日本経済全体をけん引する新たなモデルとなりうるスタートアップのエコシステム(生態系)取材に力を入れている。宮崎市出身。沖縄では異国情緒漂う沖縄市のコザがお気に入り。
◇全体進行
上田敬
編集 総合解説センター担当部長
取材・イベント拠点「日経渋谷センター」、イベント・セミナー「日経イノベーション・ミートアップ」、大型イベント「SUMシリーズ」の立ち上げメンバー。SDGsやイノベーション、スタートアップをテーマに取材したり、イベントを企画・運営したりしています。ソーシャルビジネスを実践するノーベル平和賞受賞者のムハマド・ユヌス氏や、本業を通じた企業の社会貢献であるCSVを提唱するハーバード大学のマイケル・ポーター教授らをインタビュー。
社外では、大学や高校の起業家講座などでのゲスト講師や、NPOやスタートアップのピッチコンテストのアドバイザーなども歴任。
入社時は科学技術部に配属。日経ビジネス編集などを経て、ベンチャー取材部署に長く在籍し、ベンチャー企業やNPOの取材に取り組む。
著作は「グッドワークス!」(フィリップ・コトラー他著、共訳、東洋経済)「ベンチャー企業の法務・財務戦略」(共著、商事法務)など。東京工業大学常勤講師、早稲田大学、上智大学、国学院大学、専修大学、同志社大学、関西学院大学などで、SDGsやスタートアップをテーマに講義。