TOPICS
トピックス・イベント情報
Lagoonメンバー紹介 #7「国際色豊かな目線で大型イベントを次々と仕掛ける!佐々木盛海さん」
コザ・那覇・那覇空港と、県内3か所に拠点を構え、創業支援を行う「StartupLabLagoon」そこに携わるメンバーを紹介して、まずは「人」から親近感を持ってもらおうという狙いです!
佐々木盛海氏 ラーナーズハイ 代表取締役
1990年中国福建省出身、上海復旦大学留学、國學院大學卒業後、広告代理店やスタートアップで中華圏の越境ECやインバウンド、新規事業開発などに従事。
2016年初訪沖、世界のウチナーンチュ大会をきっかけに沖縄の多様性に魅了され、仕事で中国、台湾、香港を往き来していたが、コロナ禍以降、沖縄と東京2拠点生活。
2022年7月日本最大のスタートアップカンファレンス「IVS2022 NAHA」沖縄運営事務局。沖縄スタートアップエコシステム運営メンバー(イベントセクション)。
Twitter:@Zhangshenghai
【沖縄スタートアップエコシステム・Lagoonでの役割】
Lagoonでは、イベントセクションを担当しています。
各種ピッチイベントや起業家と投資家を繋げるイベントを中心に仕掛けています。
昨年は、世界ウチナーンチュ大会の時期に「THE Chaos Asia in Okinawa」という英語のピッチイベントを那覇空港国際線ターミナルで行いました。
リゾートのイメージが強い沖縄ですが、国内外からスタートアップやエンジェルが集結して、ビジネスが結び付く場にもなって欲しい。
沖縄から日本・アジア・世界の課題を解決をするスタートアップが出ることを願ってイベントを開催しています。
【これまでの経歴】
出身は福建省で、10歳から東京に引っ越して、現在は沖縄との2拠点です。
自身のビジネスとしては、コーチングの手法を用いて内発的な中国語学習を行う会社や、日本のメーカーの商品を中国マーケットに販売する会社を経営していました。
元々は東京で会社を興したのですが、ひょんなことからコザと出会い、それが現在まで続いています。スタートアップってその「ひょんなこと」に敏感になるのが結構大事だと思っているんです。
一言では言い表せない沖縄の居心地の良さを感じて、一生関わっていきたいという思いでいます。
日本・中国・台湾を繋げたいという想いはずっとあって、昨年11月には、沖縄県・福建省友好県省締結25周年のイベントも運営しました。
また、昨年7月は国内最大級のスタートアップカンファレンスであるIVSを沖縄に誘致しまして、開催地であった那覇には、スタートアップに関わる1800名に来てもらいました。
【沖縄の可能性】
沖縄県は5つの重点戦略・4つの産業成長戦略・5つの推進機能を示した「沖縄県アジア経済戦略構想」を進めています。
推進機能として、
・アジアにおけるビジネス・ネットワーク拠点「プラットフォーム沖縄」の構築
・ビジネス・コンシェルジュ沖縄の構築
・アジアを見据えたグローバル人材育成の推進
・アジアのダイナミズムを取り込むための規制緩和、制度改革
・アジアのシームレスな海、空、陸の交通体系への連携
が明文化されており、海外とのビジネス交流が期待できます。
また、沖縄は4時間圏内に20億人のマーケットがあるということも魅力的です。
日本の一つの県であることは間違いないんですけど、地の利を生かした独自路線を推進していって、海外と繋がる日本を代表する拠点になると信じています。
沖縄は、人材育成を強化して外で戦える人を作らないといけない。世界でもダイナミックに対峙できるように、なるべく早い段階で英語・中国語などの語学を習得した方が良いと考えています。
また、世界には沖縄県人のネットワークがある。この存在も大きくて、ユダヤ人ネットワークや華僑と肩を並べられるポテンシャルを秘めていると思います。
【プライベートの過ごし方】
趣味はセーリングです。元々、神奈川の三浦半島でやっていたんですが、沖縄では宜野湾とか与那原で乗っています。
毎週日曜日は沖縄にいる中国人コミュニティでフットサルも楽しんでいます。